はじめの挨拶と、私が貨幣収集をはじめたきっかけ その1
こんにちは、管理人のギメルです。
この度は、当ブログへお越しくださりありがとうございます。
当ブログでは私の趣味である貨幣収集や映画鑑賞、そして読書を中心にその紹介と感想と日々の記録をしたためたブログです。
有益な情報はないかもしれません、自己満足に大分偏った内容だと思いますが、
自分を振り返るために書いています。
もし、興味ありましたらどうぞごゆっくりご観覧ください。
以下、ここでは
このブログで紹介する私の趣味の1つである貨幣収集について少しお話したいと思います。
貨幣収集のきっかけは、今から30年近く前、私がまだ幼稚園児だったころまで遡ります。
父が友達から貰った中国の軍票(軍隊の中で使用される紙幣)を私にくれました。
10円、100円しか手にした事がない私にとって初めての紙幣でした。
私はとても喜んだといいます。そして、それは初めての外国の紙幣でもありました。
この軍票は緑色を基調としていて、日本のお札よりずっと小さく細かい中国の文字で書かれたその紙幣は、また日本の紙幣には無い不思議な魅力を持っていたのです。
以来、私は時々その紙幣を見つめながら、
お金とはなんだろう?
どうしてこの紙幣で物を買うことができるのだろう?
だけど日本ではこのお札は使えない、なぜだろう?
と、思いながら少しずつお金に対して興味を募らせていきました。
私はとても貧しい家庭で育ちました。
私は幼稚園児だったころは、お金の事でいつも父と母は僕と生まれたばかりの弟の前で
喧嘩をしていました。ご飯もインスタントラーメンや豆腐一丁を家族で分けた生活でした。しかし、誕生日だけは母の手作りカレーと可愛いショートケーキでした。
それは凄く嬉しかった事を覚えています。
僕と弟は、父と母にとても愛されていました。
だから、表面において、
お金が無い事の苦しみを深く感じることなく育った子だったと思います。
しかし、毎日のようにお金が無いとか借金の事で大声で喧嘩をして物にあたり、
時には僕にあたったりしていた事をいまでも時々、その時の辛さと共に思い出します。
ゆえに裏の面では、私にとってお金とは自然に家族が幸せに暮らせるための道具だと幼い頃から自然と気づいていたのです。
同時に、お金が無いとどんなに普通の家庭でも、それが原因で諍いを生み出し、
不幸にする事もこの幼少期を通じて分かっていました。
ただ私には、それがとても不思議で仕方がありませんでした。
私はこの緑色の紙幣がもつ力というものに凄く惹かれていったのです。
ただの紙で出来たこの貨幣がどれ程の力を持ち、人間社会の暮らしに影響を与えるのか、以上の事が貨幣を収集するようになった潜在的な動機だと思っています。
そしてそれから、20年近く経ちある世間での出来事をきっかけに貨幣収集にのめりこむ事になるのです。
その2へつづく。。